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趣味で空を飛んでいるアラサー会社員が、スマホやタブレットを中心としたガジェットの活用法を気ままに紹介していきます。

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dtab Compact d-02Hをroot化してMediapad M2として使う(実践編③ 公式Android5.1 M2rom導入)

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こんにちは、空飛ぶガジェッター、みいや(@flying_gadget_m)です。 

dtab Compact d-02Hのroot化、Mediapad M2 rom導入手順をまとめています。初めての方は、「導入編」からお読み下さい。

 

このページの目標

カスタムリカバリが導入できたので、いよいよMediapad M2のromを導入します。今回の作業は以下の通りです。

  • Huawei公式サイトからMediapad M2 Android5.1アップグレードパッケージをダウンロード
  • Huawei Update Extractorを使って入手したファイルからパーティションごとのイメージファイルを抽出する。
  • 端末をFactory Reset(初期化)し、各パーティションのイメージファイルを焼く。

 

アップグレードパッケージの入手

今回導入するromはHuaweiがMediapad M2向けに配布しているアップグレード用のものになります。以下のHuawei公式サイトのリンクから、Android 5.1 アップグレードパッケージ(M2-802L)をダウンロードします(約1.2GB)。

 

http://consumer.huawei.com/jp/support/tablets/mediapadm280-jp-sup.htm

 

公式サイトで配布されているromですが、残念ながらダウンロードしたzipファイルをそのまま焼くことはできません。以降の手順に従ってパーティションごとのイメージファイルを抽出して別々に焼く必要があります。

 

イメージファイルの抽出

以下のサイトから、Huawei Update Extractorをダウンロードします。私が使用したバージョンは0.9.9.3です。

 

https://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=2433454

 

ページの下の方にスクロールしていくとダウンロードリンクがありますので、HuaweiUpdateExtractor_0.9.9.3.zipをダウンロードします。

 

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zipを適当なフォルダに解凍してHuaweiUpdateExtractor.exeを実行します。Update Fileとしてromのzipを解凍した中に入っているUPDATE.APPを選択します。表示されたファイル一覧から以下のファイルをCtrlキーを押しながらクリックして選択し、右クリックしてExtract Selectedを選んで抽出します。

  • BOOT.img
  • CUST.img
  • SYSTEM.img
  • RECOVERY.img

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上記の4つのファイルを抽出できたら、platform-toolsフォルダに4つとも移動させておきます。

 

端末のFactory Reset

romを焼く前に、端末のFactory Reset(完全初期化)を行います。この手順は常に必須というわけではありませんが、この端末に関しては安定動作に必要なようで、私は最初そのままrom焼きを行ったら、OSは起動はしたものの一部のアプリが動作しない等の不具合に見舞われましたが、Factory Resetを行ってからromを焼き直すと問題なく動作するようになりました。手順は以下の通りです。Factory Resetを行うと端末内のデータは全て消えます。必ずバックアップを取ってから行って下さい。

  1. TWRPを起動する。
  2. メニューからWipe ⇒ Format Dataを選択
  3. yesと入力して実行

 

Android5.1 M2 romを焼く

端末をfastbootモードで再起動し、USBでPCと接続します。platform-toolsフォルダに先ほど抽出した4つのimgファイルがあることを確認し、platform-toolsフォルダでコマンドプロンプトを起動して、以下のコマンドを順番に実行してイメージファイルを焼きます。

 

fastboot flash boot BOOT.img

 

fastboot flash cust CUST.img

 

fastboot flash system SYSTEM.img

 

1つのコマンドを実行する毎にOKAYと表示されることを確認しましょう。また、SYSTEMはファイルが大きいため時間がかかるので、焦らず待ちましょう。あれ?RECOVERYは?と思った方がいると思いますが、理由があってこのページの手順には入れていません。

 

【2017/8/26追記】

現在最新のマシュマロROM(B209)でXposedが使用可能になったので、5.1のまま使い続けるメリットはありません。マシュマロROMの方が機能も安定性も優れているので、全員Huawei純正リカバリを焼いて、マシュマロ化に備えましょう

 

実は、ここまでの手順でAndroid.5.1ベースのM2化はできており、ここからは各人の使用目的によって手順が分かれます。具体的には、Android6.0 Marshmallowのromを導入するかどうかです。MarshmallowのromはUIがより洗練されていてお勧めなのですが、現時点ではXposedが使えません。また、他にも使いたいアプリの対応状況等が理由でマシュマロ化を見送る方もいらっしゃるかと思います。

 

従って、ここからはマシュマロ化に進む人と、5.1romのままroot等の設定をする人に分かれることになります。5.1romのままで使いたい方はRECOVERY.imgを焼く必要はありません(焼くと折角入れたTWRPがHuawei純正リカバリで上書きされる)。一方で、マシュマロ化する場合は一旦Huawei純正リカバリを焼く必要があります。

なので、「俺は(私は)マシュマロ化するんだ!」と既に決意している方は、以下のコマンドを実行して下さい(TWRPとはしばしのお別れです)。

 

fastboot flash recovery RECOVERY.img

 

「マシュマロ化はしない」もしくは、「とりあえず5.1版のM2で使ってみるか」という方は以下のコマンドで通常再起動しましょう。

 

fastboot reboot

 

再起動するとdocomoロゴの代わりにHuaweiロゴが表示され、Mediapad M2として起動します。大量のドコモアプリも、画面をうろつく目障りな羊も見当たらない、シンプルで使いやすいAndroidタブレットに生まれ変わっています。ただし、まだrootは取れていません。今回導入したのは有志製作のカスタムromではなくHuawei公式romなので、SuperSUのようなroot権限管理アプリが最初から入っているわけではないのです。

次回はマシュマロ化です。5.1のままSuperSU、Xposedを入れる手順についても近いうちに書きます。

それでは、今日も読んで下さり、ありがとうございました。Good day!