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趣味で空を飛んでいるアラサー会社員が、スマホやタブレットを中心としたガジェットの活用法を気ままに紹介していきます。

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実録!DSDSでガラケーに月額1000円プラスでスマホデビュー(ドコモメール設定編②)

こんにちは、空飛ぶガジェッター、みいや(@flying_gadget_m)です。

私の母親がドコモFOMAガラケーからスマホデビューしました。DSDSスマホと格安SIMを組み合わせれば、ガラケーの電話番号とメールアドレスを残したまま、月額1000円程度の差額でスマホを使うことができるので、その方法をまとめていきます。

 

このページの目標

ドコモメール設定は手間がかかるので複数回に分けて説明しています。今回の作業は以下の通りです。

  • ドコモ以外の回線からドコモメールを利用する機能を有効にする
  • メールアプリを設定する

一連の記事でDSDS対応SIMフリースマホでFOMA契約のままドコモメールを使う方法を解説しています。spモードの契約、iモードとのメールアドレス入れ替えまでは前回の記事を参照下さい。

www.flying-gadget.com

 

ドコモメール マルチデバイス解放の儀

 さて、今回はドコモメールをSIMフリースマホから利用するために必要な「dアカウント利用設定」を行います。設定自体は何でもないのですが、残念ながらドコモ側の超絶イマイチな仕様のため、無駄な手間と費用を要するものになっています。愚痴を言っても仕方がないので、儀式だと思って淡々と進めましょう。本記事でなるべく効率の良い手順を解説していきます。題して「ドコモメール マルチデバイス解放の儀」です。この儀式が必要なのは最初の1回だけで、済ませてしまえまあとは問題なく使えます。

 

目的と手順概略

FOMA+格安データSIMのDSDS運用でドコモのメールアドレスを引き続き使うことが今回の目的になります。ドコモのメールアドレスはFOMA回線に紐づいていますが、DSDS運用ではFOMAは通話専用の回線として使うため、格安SIMのデータ回線からドコモメールを利用します。

ドコモメールはマルチデバイス(IMAP)に対応しているため、ドコモ以外の回線からでも利用が可能なのですが、デフォルトでは他の回線からドコモメールにアクセスする機能が有効になっておらず、ユーザーがメールアドレスに紐づいた回線でログインして「dアカウント利用設定」を行い有効化する必要があります。ここで問題となるのがメールアドレスに紐づいた回線=FOMAなので、FOMAのSIMを刺した回線でspモード接続して設定を行う必要があります。本設定はショップでも受け付けておらず、FOMA回線によるspモード接続が必須となっています。

 

3Gスマホを用意する

上で述べたように、今回の儀式ではFOMA回線でネットに接続する必要があります。最近のスマホは殆どがLTE対応ですが、LTEスマホはFOMAのSIMを入れてもネット接続できない仕様になっています。従って、中古でも何でも良いのでFOMAのSIMで接続可能な3Gスマホを用意します。また、出来ればAndroid4.0以上のものが良いです(Androidのバージョンが古いとブラウザのUA偽装が必要になるだけで、必須ではないです)。ドコモのスマホで上記の条件を満たす主なものを下表に挙げておきます。この表に載っていない機種でもFOMAのSIMを刺して通信ができればOKです。

 

機種名 Androidバージョン
SC-04D(GALAXY NEXUS) 4.2.2
SC-02C(GALAXY S2) 4.0.3
SO-03D(X acro) 4.0.4
SO-02D(Xperia NX) 4.0.4
P-06D(ELUGA) 4.0.4
P-04D 4.0.4
P-02D(LUMIX) 4.0.4
SH-06D(AQUOS) 4.0.4
SH-01D(AQUOS) 4.0.4
L-02D(LG-PRADA) 4.0.4
N-05D(MEDIAS) 4.0.4
T-01D (REGZA) 4.0.3
SH-07D 4.0
F-09D 4.0

 

これらの使い古しが家に眠っていればラッキー、そうでなければヤフオク等で探しましょう。私は実家に眠っていた弟のお古のSO-04Eを使いました。この端末はLTE対応なので素のままではFOMAのSIMで接続できませんが、ちょっとゴニョゴニョすれば接続できるようになります(ワンクリックツールでroot化して、Flashtoolで海外版のbasebandを焼いて…あっさり認識)。

 

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また、本儀式のために中古スマホを購入する場合は、ドコモ以外の3G端末を選んでおくと良いかもしれません。というのは今回の目的とは別に、Xi契約をFOMA契約に変更する際に「FOMA契約変更バリュー化の儀」というこれまた厄介な儀式が必要であり、その際には「ドコモ以外の3G端末」が必要になるためで、ドコモ以外の3G端末であれば両方の儀式を1台でこなせます。これらの儀式用の3G端末としては「freetel priori2」あるいは「Nexus4」あたりが実績があるようです。

 

 

FOMA回線のパケホーダイを契約しておく

「ドコモメール マルチデバイス解放の儀」はFOMA回線で3G通信を利用して行うので、その際に発生するパケット通信料は従量課金となります。従って、FOMAガラケーのパケット通信料が高額になることを防ぐため、2段階定額プランの「パケホーダイ・ダブル」あるいは「パケホーダイ・シンプル」をつけておきます。「パケホーダイ・ダブル」は月額400~4200円(税抜)、「パケホーダイ・シンプル」は月額0~4200円(税抜)のパケット定額オプションです。ダブルとシンプルは通話プランによってどちらを選べるかが自動的に決まり、通話プランが「FOMAタイプシンプル」の場合のみ「パケホーダイ・シンプル」になります。契約はMydocomoから簡単にできます。

「マルチデバイス解放の儀」で実際に発生したパケット通信は私の実績で約8,000パケットでした。パケホーダイ・ダブルあるいはシンプルを契約していれば数百円で済みます。

 

実際にマルチデバイス解放の設定を行う

準備ができたところで早速設定を行っていきます。FOMAのSIMを3GスマホにセットしてspモードのAPN「spmode.ne.jp」を設定します。設定自体は簡単ですが、従量課金の2段階パケット定額の状態での通信となるのでパケ漏れを最小限に抑えるため、Wi-Fi環境でリハーサルをしてから本番に臨みましょう。また、spモードパスワードがデフォルト(0000)のままの場合は変更しておきましょう(私は3G通信中に変更を促されて無駄な通信をしてしまいました)。また、なるべく直前までWi-Fiで行きたいところですが、dアカウントにログインするところから3Gでやらないとエラーが出るようなので、ログイン前にWi-Fiを切って先に進みましょう。

 

手順は以下の通りです。

  1. 「dメニュー」→「お客様サポート」へアクセス
  2. 「お客様サポート」にある「各種設定」内の「メール設定」を選択し、spモードパスワードを入力
  3. 「dアカウント利用設定の確認 / 変更」を選択
  4. dアカウントでドコモメールを利用するかどうかの選択で「利用する」にチェック

 

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お疲れさまでした。これでDSDS運用でドコモメールを使うための最大の関門はクリアです。パケホーダイは必要が無ければ解約しておきましょう。儀式用の3Gスマホも使う予定が無ければ売ってしまってもいいと思います。

はっきり言って、このような「普通にできて当たり前」の設定をするのに意味不明な儀式を必要とするドコモの仕様は本当にイケてない。ドコモメールをデフォルトでマルチデバイス解放するのがセキュリティポリシー上NGというのであれば、せめて本人がショップに行けば設定できるようにすべきだと思います。総務省もキャッシュバックの規制なんて余計なことしなくて良いから、こういうところに改善指導を入れてほしいですね。

 

メールアプリを設定する

マルチデバイス解放の儀が済んだのでSIMをDSDSスマホに戻して、メールアプリの設定を行いましょう。ドコモメール公式アプリはSIMフリースマホでは使えませんが、マルチデバイス解放したドコモメールはGmailやYahooメールと何ら変わらない普通のIMAPメールですので、Playストアにいくらでもあるメールアプリの中から好きなのを選んで使えば良いですし、PCからOutlookで送受信することもできます。初心者向けのメールアプリとしてはK-9 Mailをお勧めします。K-9 Mailでドコモメールを使う方法に関しては多くの方が紹介されています。

 

play.google.com

usedoor.jp

ガラケーに戻したくなったら

スマホを使い始めてから、「やっぱりガラケーに戻したい」となった場合は以下の手順を踏むことで、スムーズに元の生活に戻ることができます。

  1. 「iモードとspモードのメールアドレス入れ替え」を再度行い、普段使いのメールアドレスをiモードに移行する。
  2. ガラケーSIMにアダプタをはめてガラケーに戻す
  3. 格安SIMを解約し、スマホ本体は不要なら売却する

spモードは残しておきましょう。料金はISPセット割で変わらず、気が向いたときはまたスマホに移行できます。

以上でDSDSスマホデビュー編は終了です。 今日も読んで下さり、ありがとうございました。Good day!

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