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趣味で空を飛んでいるアラサー会社員が、スマホやタブレットを中心としたガジェットの活用法を気ままに紹介していきます。

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ThinkPad X1 Carbon 2017をもう少し真面目にレビューする

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こんにちは、空飛ぶガジェッター、みいや(@flying_gadget_m)です。

ThinkPad X1 Carbon(2017年 米沢生産モデル)を最近購入しました。X1 Carbon関係のキーワードで検索してこのブログに来られる方が多いようなので、購入から約2ヶ月使った感想として少し細かい点も含めてレビューしていきます。 

 

構成

私が選択した構成は以下の通りです。購入~着弾までの顛末は以前の記事を参照下さい。注意点として、X1 Carbonは小型軽量化を追求したUltrabookなので、パーツの換装、増設による性能アップはほぼ不可能と考えた方が良いです。なので、SSDやメモリは迷ったら大きめを選択することをお勧めします。安い買い物ではないので、後悔が無いようにしましょう。

  • CPU   :インテル® Core™ i7-7500U プロセッサー (2.70GHz, 4MB)
  • メモリ:16GB LPDDR3 1866MHz (オンボード)
  • SSD:512GB ソリッドステートドライブ PCIe-NVMe (OPAL対応)
  • ワイヤレス:インテル Dual Band Wireless-AC 8265(2x2) Bluetooth 4.1(LTEなし、WiGigなし)
  • ディスプレイ:14.0型FHD液晶 (1920x1080 IPS 300nit 光沢なし)
  • IRカメラ:なし
  • 米沢生産モデル
  • 価格:¥172,681(レノボカスタムショップ)

www.flying-gadget.com

 

使い方

私はこのPCを以下の用途で使用しています。今回のレビューはこれらの用途が前提になります。

  • ネットサーフィン、ブログの執筆
  • Excelを使った表計算
  • 画像処理ソフトによる写真編集
  • Androidアプリ開発の勉強

 

良い点

まずはこれまで使ってきて感じた良い点を挙げていきます。

 

画面サイズ14インチを確保しつつ小型軽量

最大の利点は何といってもこれに尽きます。14インチFullHDはExcelやプログラミングの作業をストレスなく行うのに最低限必要と言える画面サイズで、14インチの画面サイズを実現して、かつ外形サイズは13インチクラスと同程度、片手で楽々と持ち運べる重量1.2kg以下のUltrabookというのは他に中々無く、価値あるものだと思います。

以前使っていたE430は2kg以上あった上にサイズが大きく、普段使いの鞄に入らなかったので、「旅行にPCを持って行きたいけど嵩張るので諦める」、「カフェで作業したいけど持ち運びが面倒だから家でやる」ということがありましたが、X1 Carbonを買ってからは「使うかもしれないからとりあえず鞄に入れて行く」ようになりました。それくらい気軽に持ち運べるPCです。

 

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左:ThinkPad X1 Carbon 2017 右:ThinkPad Edge E430 画面はどちらも14インチ

 
シンプルで無駄な機能が無い

最近のノートPCは画面がタッチパネルだったり、タブレットに変形したりといった、スマホの影響を受けたトレンドがあるわけですが、私に言わせればWindows PCにそんな機能は必要ありません。私の個人的な意見ですが、PCはスマホやタブレットと明らかに用途が異なり、PCとWindowsは文書作成、表計算やプログラミング等のキーボードをバリバリ使った「作業」、スマホやタブレットは動画、電子書籍やゲーム等のエンターテイメント、位置情報と連動したオンラインサービス等に特化していくべきであって、両者は明確な棲み分けができると考えています。

その点で、X1 Carbon 2017はシンプルなクラムシェル型のノートPCで余計な機能が無いので私のような志向の方には良いと思います。本当は上記の理由でWindowsも10より7の方が個人的には好きなのですが、サポート面を考えると敢えて古いOSを選ぶメリットは少ないのでWindows10で良いと思います。

 

作りがしっかりしていて不安が無い

これは実際に所有してみると分かるのですが、筐体の剛性、ヒンジ部分の精度、キーボードのタッチなど全体的にしっかり作られていて、格安ネットブックのような安っぽさが全くありません。長く使う上で重要なハード面の耐久性については全く不安を感じさせず、スペックだけを見ると割高に感じますが、こういうところはさすが高級品といったところです。

 

小型・軽量ながら十分な拡張性がある

PCは小型軽量化を追求するとどうしても拡張ポート類の数が犠牲になることが多いですが、X1 Carobnは普通のUSB3.0ポートが2つ、ACアダプタの接続ポートを兼ねたUSB Type-Cポートが2つ、他にHDMIポート等を備えており、一般的な用途であれば十分な拡張性を備えています。強いて言えば光学ドライブが無いのは多少不便ですが、この薄さでは搭載は物理的に困難でしょう。

また、USB Type-CポートはThunderbolt3という拡張規格に対応しているので、別売りのドックを購入すればデスクトップPC並みの拡張性を実現できます。これに関しては今後試してみて記事にしたいと思っています。

 

イマイチな点

これまで使ってきて感じた欠点についても触れておきます。

 

期待したほどサクサクでない

最新のPCでしかも奮発してCPUはi7、メモリ16GBと高グレードの構成を選んだので、何をやってもサクサクであらゆる作業が捗ると期待していたのですが、Chromeで複数のタブを開いてブログを書きながら調べ物をしたり、Excelで表計算をしていると一時的に重くなったり数秒間フリーズすることが時々あります

前のPCよりは当然速くなっているのですが、「17万もしたんだからもう少し頑張ってよ」と思うことも正直あります。PC自体の性能向上ペースが鈍化している中で伸びしろを小型化や低消費電力化に振っている分、絶対的なパフォーマンスに関しては期待しすぎると少しがっかりするかもしれません。

 

MicroSDを使うのにピンによるカバー着脱が必要

X1 CarbonはMicroSDのスロットがついており、WWAN(LTE)モジュール選択時に使用するSIMスロットとセットで背面にあるのですが、これがスマホのSIMスロットと同じようにピンを使ってカバーを外してからSDを抜き差しする仕様になっていて、正直これは使いにくいです。ちなみにMicroSDとSIMのスロットは上下に分かれているので同時利用が可能です。私は購入時にLTEモジュールを付けなかったのでSIMは使えませんが(笑)。

以前使っていたE430は前面にSDカードスロットがあり簡単にSDカードの出し入れができたのですが、X1では「MicroSDを使う度にピンを用意してスロットのカバーを外す」という余計な手間が必要になっています。スマホと違ってPCのMicroSDは頻繁な出し入れが前提だと思うのでここはもう少し工夫してほしかったです。

 

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指紋センサーの性能が悪い

これは同じ時期に買ったスマホのHuawei Mate9と比較した上での評価になりますが、正直言ってX1 Carbonの指紋認証は認識速度、成功率ともにMate9に惨敗です。時間がかかる上に失敗が多く、4桁のPINを入力する方が余程手っ取り早いので私はすぐに使うのをやめました。

Windows Helloの問題なのかX1 Carbonのセンサの問題なのかわかりませんが、残念ながら同世代の他のデバイスに明らかに劣っているという点で低評価とせざるを得ません。

 

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一緒に買っておくと良いもの

ThinkPad X1 Carbon2017をこれから購入する方のために、一緒に買っておくと良いグッズを紹介します。 

13.3インチUltrabook用ケース

必須。そして13.3インチ用を選ぶのがミソです。小ささが売りのPCなのにケースが無駄にデカくては携帯性を損なってしまいますからね。そしてLenovoの純正ケースは高すぎ!PCケースに1万5千円はないわ~

私は以下のケースを使っていますが、これがお手頃価格で専用品のごとくピッタリです。さらに取手付きで純正ケースより持ち運びに便利、スリムながらクッション性も十分とメリットしかないので正に必須アイテムです。私はスリムタイプにしましたがマウスとACアダプタ程度であれば十分入ります。他にも周辺機器を入れたい方はポケットタイプが良いと思います。

 

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Bluetoothマウス

X1 Carbonは普通のUSBポートが2つしかないので、貴重なポートを占有しないようマウスはレシーバ不要のBluetoothマウスが良いです。私は以下の製品を使っています。操作性、電池持ちも良いですし2台のPCをスイッチで切り替えられるのも便利です。

 

外付けHDD(USB Type-C対応)

こちらのポータブルHDDはUSBケーブルが普通のUSBとType-C両方に対応しているので、X1 Carbonで使う場合は他のデバイスとの融通が効きやすくお勧めです。

 

外付け光学ドライブ 

X1 Carbonには光学ドライブが無いので、外付けの光学ドライブが1台あると何かと便利です。X1 CarbonのUSBポートは給電能力が十分なので、電源ケーブルが不要なバスパワー給電に対応したものがおすすめです。Blu-ray対応か否かで価格が大幅に変わってきますので用途、予算と相談して選びましょう。 

Thunderbolt3ドック

まずドックって?Thunderbolt3って何ぞや?WiGigとかもあるよね?という方は以下の記事を参照下さい。

 

www.flying-gadget.com

 

ざっくり言えば「USB Type-Cのケーブル1本で外付けドライブやらディスプレイやらの周辺機器を大量にぶら下げられるUSBハブのお化け」と思ってもらえれば大丈夫です。

Lenovo純正のThunderbolt3ドックもありますが、下のような汎用品も多数あります。価格も拡張ポートの種類も様々ですので用途、予算に合ったものを選びましょう。

【レノボ公式オンラインショップ】ThinkPad X1 Carbon 2017はこちらで購入できます

 

それでは、今日も読んで下さりありがとうございました。Good day!