こんにちは、空飛ぶガジェッター、みいや(@flying_gadget_m)です。
スマホを安く使うために、このブログでは大手キャリアのガラケープランと格安SIMのデータプランを1台のスマホに2枚刺しで使う「DSDS運用」をお勧めしています。この記事では、DSDS対応SIMフリースマホのおすすめ機種を紹介します。
はじめに
DSDS運用って何?という方はまず以下の記事をご覧下さい。以下では「DSDS運用」とはリンク先の記事で紹介している、ドコモ等の大手キャリアのSIMを通話用に、格安SIMをデータ通信用に使い分ける運用を指します。
「DSDS対応」の定義
このブログでは、「DSDS対応スマホ」を「3G+4Gの同時待ち受けができるスマホ」と定義します。上記の定義は「日本国内で音声通話とデータ通信を異なるSIMで利用でき、切り替えることなく両方を利用できる」ことを意味します。
従って、SIMスロットが2枚分あっても切り替えが必要なものや、片方が日本ではサービスが行われていないGSM形式のものはこの記事では扱いません。
おすすめDSDSスマホの選定基準
DSDS対応スマホは機種が多いので、全ての機種を網羅的に紹介することは不可能です。そのため、この記事では厳選したおすすめ機種を紹介しています。機種は以下の基準で選定しています。
万人向けの無難なスマホ
この記事では、多くの人が普段使いのスマホとして満足できる機種を紹介したいので、個性的なデザインのものや、特定の性能に強くフォーカスした機種は除いています。従って、良く言えば無難な、悪く言えばありきたりなラインナップになっています。
メモリ2GB、ストレージ32GB以上
普段使いでストレスなくスマホを使うためには、動作速度の点でメモリは2GB以上でないと厳しいです。また最近はアプリの容量も増大傾向であり、特にDSDS対応スマホは2枚目のSIMとSDカードのスロットが共通で同時に使えない場合が多いので、内蔵ストレージは32GB以上のものを推奨します。
この記事ではスマホは上記の条件を満たすもののみをピックアップしていますので、ここに挙げている機種であれば普通の使い方でストレスを感じることはあまり無いと思います。
技適取得済み
法律上の問題があるものをおすすめするわけにはいかないので、日本国内で使用する上で必要な電波法の認証(技適)を取得済みのもののみを取り上げます。
筐体がアルミ製
これは私の好みも入っていますが、はっきり言ってスマホの筐体をガラスで作る意味が分からない。スマホは1年365日ほぼ毎日持ち歩く物ですから、そのうちどこかで硬い床などに落とす可能性が極めて高いです。当たり前ですが筐体がガラスだと落とした時に高確率で割れます。iPhoneも4の頃はガラスでしたが、背面が割れたまま使っている人多くなかったですか?
スマホの筐体は割れにくくて放熱も良いアルミの方が断然おすすめです。この記事では全てアルミ筐体の機種を選んでいます。
おすすめDSDS対応スマホはこれ!
2017年8月現在、DSDSに対応したスマホの中で、上記の条件を満たし多くの方にお勧めできる機種を以下に挙げます。
初心者にお勧め、auガラケーユーザーはこれ一択 → Covia g07+
Coviaというメーカーの知名度こそ低いですが、Covia g07+はDSDSスマホの定番であり、2万円を切る低価格ながら、5.5インチIGZO液晶、Type-C急速充電対応、指紋認証対応とイマドキのスマホのトレンドを押さえたDSDSスマホの優等生です。
さらに、auの3Gの通信方式にも対応しており、今や世界的にも珍しい通信方式(CDMA2000)を採用しているauのガラケーSIMで通話ができる数少ない機種の1つです。正直、初心者で良く分からずに迷っているのであればこの機種をおすすめします。
Covia g07+の概略スペック:
- 5.5インチ液晶
- メモリ3GB、ストレージ32GB
- 75.6x152x7.9 mm 150g
- USB Type-C(急速充電対応)
Covia g07+のメリット:
- 安い(2万円以下)
- 基本的なトレンドは押さえている
- auの3G音声SIMに対応
Covia g07+のデメリット:
- メーカーの知名度が低い
こんな人におすすめ!
- そこそこの性能で手ごろな価格の機種が欲しい
- auのガラケーSIMで通話したい
- メーカーの知名度は気にしない
ハイスペックと高性能カメラで上級者も納得の1台! → Huawei Mate9
このブログの管理人が使っている機種です。安心のHuawei、6インチの大画面とハイスペックでとにかくサクサク、ライカのダブルレンズ搭載で安いコンパクトデジカメを凌ぐ高性能カメラを装備しています。電池持ちも最強クラスで性能に関しては文句のつけようがありません。カメラについてはこちらの記事で作例を紹介していますので、よろしければご覧下さい。
値段は5万円以上と高いですがそれに見合った価値があります。あと、狭額縁で小型化していますが、それでも6インチクラスなのでやや大きいです。
Huawei Mate9の概略スペック
- 5.9インチ液晶
- メモリ4GB、ストレージ64GB
- 78.9x156.9x7.9 mm 190g
- USB Type-C(急速充電対応)
Huawei Mate9のメリット
- ハイスペック
- 高性能ダブルレンズカメラ
- 電池長持ち(普通に使って2日は余裕)
- 大画面
Huawei Mate9のデメリット
- 高い(5万円超)
- デカい、重い(6インチ級としては小さい方)
こんな人におすすめ!
- 大画面が良い
- 高性能なカメラが欲しい
- 予算に余裕がある
コンパクトかつスタイリッシュで若者や女性におすすめ! → Huawei Nova
同じくHuaweiですがこちらは5インチのコンパクトな機種です。全体的にコンパクトであり、特に横幅がスリムであるため、手が小さくても片手操作可能です。洗練されたスタイリッシュなデザイン、美顔セルフィー機能に対応したインカメラ、カラバリにピンク(ローズゴールド)があるなど、若い女性をメインターゲットにした機種と言えます。もちろんシルバーやグレーもあるので男性が使っても全然OKです。ちなみに管理人のオカンがこれ使ってます、若くないけど。
スペック、価格(3万円台半ば)ともにミドルクラスに位置づけられる機種であり、Type-C急速充電や指紋認証にもバッチリ対応しています。
Huawei Novaの概略スペック
- 5インチ液晶
- メモリ3GB、ストレージ32GB
- 69.1x141.2x7.1 mm 146g
- USB Type-C(急速充電対応)
Huawei Novaのメリット
- コンパクトで持ちやすい
- デザインが洗練されている
Huawei Novaのデメリット
- 画面が小さい
- 表面だけ見ると似非iPhoneっぽい
こんな人におすすめ!
- コンパクトなスマホが良い
- イマドキの若者っぽいのが良い
DSDSとSDカードが同時に使える! → Moto G5 Plus
こちらはモトローラの機種です。Novaと同じミドルクラスの価格帯(3万円台半ば)ながら、メモリが4GBと上回っています。デザインはシンプルで、悪く言えば無骨、良く言えば落ち着いた感じです。年配の方にはNovaよりもこちらの方が好まれるかもしれません。
最大のメリットは2枚のSIMとMicroSDカードの同時利用が可能な点で、これは現在モトローラ端末だけのメリットです。大容量のSDカードを利用すれば音楽や電子書籍を大量に保存することができます。
欠点としては、充電コネクタが急速充電に対応していて今後確実に普及する新型のType-Cではなく従来のMicroUSBである点、電子コンパスが搭載されていないため、地図アプリやポケモンGo等のゲームで端末の方位が検出できないため、機能の一部に制約が出る点が挙げられます。
Moto G5 Plusの概略スペック
- 5.2インチ液晶
- メモリ4GB、ストレージ32GB
- 74x150.2x9.7 mm 155g
- MicroUSB
Moto G5 Plusのメリット
- DSDSとSDカードの同時利用が可能
- ミドルクラスの中ではスペックが高い
Moto G5 Plusのデメリット
- 充電コネクタがType-Cではない
- 電子コンパス非搭載
こんな人におすすめ!
- DSDS運用しつつデータを大量に保存したい
- 落ち着いたデザインの方が好み
- 端末方位を利用するアプリは使わない
- ファーウェイは嫌だ
今日も読んで下さりありがとうございました。それでは、良いスマホライフを!
Good day!