趣味と飛行とガジェットと

趣味で空を飛んでいるアラサー会社員が、スマホやタブレットを中心としたガジェットの活用法を気ままに紹介していきます。

スポンサーリンク

2017年10月版 Monacoinなどの仮想通貨をPCで「採掘」しよう!(導入編)

f:id:flying-gadget:20171014180506j:plain

こんにちは、空飛ぶガジェッター、みいや(@flying_gadget_m)です。

最近急騰中のMonacoinなどの仮想通貨は、PCを使って「採掘」することで手に入れることができます。今回は仮想通貨の採掘(マイニング)の概要と準備すべきものを説明します。

 

仮想通貨の「採掘」とは?

ものすごく大雑把に言ってしまうと、採掘とはPC等で専用のソフトを動かして計算を回すことで、報酬として仮想通貨がもらえる仕組みだ。多くの読者の興味は仮想通貨の仕組みや採掘の技術的な中身よりも「儲かるかどうか」、「何をすればいくら手に入るのか」にあると思うので、そういう人は上記の理解で十分だ。

技術的な内容に興味がある人は、例えば以下のサイトを参照願いたい。私も専門家では無いので。なお、ここではMonacoinの採掘を取り上げるが、他の仮想通貨でも基本は同じなので応用が可能である。

 

blogos.com

 

収益の見込みとして、2017年10月の記事執筆時点ではGTX1080搭載グラボ1枚で日産1MONA程度の収穫が期待できる。現在MONA円レートは1MONA=400~600円で推移しているので、電気代を差し引いても月1万円以上の利益になる。グラボへの初期投資は必要だが、グラボそのものは資産になるし、一度セットアップしてしまえば放置で良く、会社に行っている間も寝ている間も飛んでいる間も勝手に稼いでくれるので、悪い話ではない。

 

 

採掘に必要なもの

仮想通貨の採掘(マイニング)には以下のものが必要になる。なお、この記事で取り上げるのは個人のPCを使ったマイニングである。最近はクラウド上にリソースを間借りして行う方法(クラウドマイニング)もあるが、今回は扱わない。

 

取引所への登録

まずは取引口座を作らなければ話にならない。私は取引所はZaifとBitFlyerの2つを使っている。どちらも金融庁の審査をパスした安心の取引所である。もちろん2つとも登録無料なので、もし口座をまだ持っていないなら是非登録しておこう。

どちらも申し込みはネットのみで完結するが、本人確認などで取引開始までに時間がかかるので、先に口座開設の申し込みをしてから採掘の準備をすると良い。

 

Zaif

Zaifは早くからMonacoinを扱い始めた老舗の取引所である。何といっても手数料の安さ、取り扱い通貨の豊富さに定評があり、仮想通貨と似ているが性質としては株式に近いトークンなども扱っている。

 

 

BitFlyer

BitFlyerは国内最大手の仮想通貨取引所であり、ビットコイン、イーサリアム、Monacoin等のメジャーな通貨が取引できる。業界最大手だけあってサポートが充実しており、クレジットカードで入金できる等、全体的に使いやすく初心者向けである。ただし手数料は高め。

 

bitFlyer ビットコインを始めるなら安心・安全な取引所で

 

マイニングに適したPC

まずはPCが当然必要だ。PCであれば何でもいいわけではなく、以下の条件を満たすものが必要だ。

 

  1. PCI Express×16接続のグラフィックボードが使える
  2. ネットに接続できる
  3. 1.ができれば複数枚刺さる
  4. 長時間の連続作動に耐える

 

1.の条件があるので必然的にデスクトップ、それもタワー型の自作PC等が有望である。ただし仮想通貨の採掘能力はグラボ「だけ」で決まるので、CPUやメモリの性能などは、正直どうでもよい。要は仮想通貨採掘ではグラボが主役であって、PCはグラボを動かすための周辺機器なのだ。

まあ、私のように自作PC等が家にある人は、それを流用するのが最も良いだろう。

 

グラフィックボード

これが最も重要かつ金がかかる部分である。単位時間あたりに採掘できる仮想通貨の量はグラボの性能に比例し、性能はそのまま値段に比例する。

具体的にどのグラボを買えば良いかというと、結論から言えばGPUとしてNVIDIAのGeForce GTX1080を採用したものが最もお勧めである。

昔は仮想通貨採掘にはATIのグラボの方が適していたが、最近は仮想通貨のアルゴリズムが変わっていて、GeForce系の方が汎用性が高く様々な仮想通貨に対応できる。特にMonacoinはGeForce系が有利なアルゴリズムを使っている。

ただしGTX1080はハイエンドGPUなので、GTX1080搭載グラボは6~7万円する。どうしても予算が厳しい人は少しグレードを落としてGTX1070(5万円前後)、最低でもGTX1060(3万円前後)を搭載したものを使おう。GPUのグレードは稼働時間当たりの収益を表す「ハッシュレート」に直結する。これ以下のグレードのグラボではマイニングによる利益はほとんど期待できないのでお勧めしない。

 

 

また、複数のグラボを使える環境、すなわちグラボを複数枚指せるマザーボードもしくは複数台のPCがあれば、枚数がそのまま採掘量に結びつく。つまり、値段が高いグラボを買えばその分たくさんの利益が出る、またグラボを2枚用意すれば2倍の利益が出るのだ。まさに設備投資の世界である。採掘のためにグラボ数十枚を備えた専用マシンを稼働させている猛者もいる。

  

Monacoin採掘による利益の計算方法

仮想通貨の採掘でどれくらい利益が出るかは簡単に計算できる。ただし、これらの数字の多くは流動的で、今後どう変化するかは誰にもわからないという点には注意しよう。参考までに、2017年10月時点ではGTX1080のグラボ1枚でおおよそ日産1MONAの採掘量となっている。

 

収入計算に必要な数字はこの3つ!

Monacoinのマイニングによる収益(日本円ベース)は、「ハッシュレート」、「difficulty」、「MONA円レート」3つの数字から計算できる。具体的には以下の計算式となる。採掘マシンはフル稼働が前提であり、メインマシン兼用どの事情で稼働時間が短い場合は稼働率をかける必要がある。

 

1日あたりの収益  = ハッシュレート÷ difficulty ×MONA円レート

 

以下にそれぞれのパラメータの意味するところを説明する。

 

ハッシュレート

ハッシュレートは単位時間当たりの計算量であり、これはそのまま「グラボの性能×枚数」である。主要GPUの1枚当たりのハッシュレートと、電気代を計算するための消費電力を以下の表にまとめておく。各グラボに対するハッシュレートはMonacoinのアルゴリズムに変更が無い限り変化しない。

 

GPU ハッシュレート
(おおよその値)
TDP
(消費電力)
GeForce GTX 1080 50MH/s 180W
GeForce GTX 1070 30MH/s 150W
GeForce GTX 1060 20MH/s 120W
 
difficulty

difficultyとは採掘の難易度のことで、difficultyが上がるとハッシュレートあたりの採掘可能なMonacoinが少なくなる。difficultyは採掘者全体での単位時間あたりの採掘量がほぼ一定(25MONA/90秒)になるように自動調整され、採掘者が増えて採掘者全体のハッシュレートが上がると、それに比例して採掘が難しくなるように設定されている。つまり、ハッシュレートが同じであればdifficultyが上がるほどMONAベースの収入は減る。difficultyはこちらのサイトの10ブロック平均を参照すればよい。

実際には、MONA円レートとdifficultyはほぼ比例関係となる。つまり、

 

MONA高騰→採掘者増加→全体のハッシュレート上昇→difficulty上昇

 

のルートをたどる。ちなみに、採掘者増加というのは新たに採掘を始めるというよりは、MONAのレートが上がることで他のコインを掘っていた採掘者がMONAに移ってくる割合が多い。

MONAが下落するとこの逆となりdifficultyは下がる。つまり、MONA円レートが急に変動しても、採掘による日本円ベースの収益は、difficultyによる調整が入るのでそれほど変わらない。

もちろん長期的な上昇トレンドがあればdifficultyが低いうちに採掘した分は大きな含み益を生むし、その逆もある。

 

MONA円レート

最後はこれ。MONA円は10/12の急騰以来、短期間に大きく変動しているし、予測することは難しい。まあ、値上がりを楽しみにしながら採掘しつつ、ゆっくり見守るのが良いのではないか。

 

コストは設備投資と電気代!

マイニングのコストはグラボやPC等の設備投資と電気代である。グラボの価格は上に挙げた通りだ。電気代は以下のサイトで計算できる。グラボの消費電力=TDP(熱設計電力)と仮定すると、先に挙げたGTX1080を毎日24時間フル稼働した場合、月額3500円程度の電気代がかかる。

 

www.denki-keisan.info

 

注意点

必ず儲かるわけではない

基本的に仮想通貨の価値は流動的ある。またASICと呼ばれる専用ハードが開発されるとたちまち個人のGPU採掘では歯が立たなくなる(ビットコインを誰も個人で採掘しないのはこのため)。

なので、Monacoin採掘は今は採算に合うとしても、今後どうなるかは不確定要素が多い。なので、あくまでお遊びのつもりで、儲かればラッキーくらいの感覚でチャレンジしよう。

 

過剰な設備投資は禁物

上に書いたように必ずも儲かるとは限らないので、過剰な設備投資はお勧めできない。グラボが1枚ならゲームに活用する選択肢もあるが、何十枚もあってもいざマイニングの採算性が無くなったとき処分に困るだろう。あまり欲張らずに行こう。

 

PCの寿命、騒音も考えよう

基本的には採掘用PCはほぼ24時間の連続稼働となり、ハードな運用となるので電源などの周辺部品を含めたPCの寿命にも影響が出やすい。専用機なら問題ないが、他の用途でも使っている場合は要注意である。またGPUを全力運転するので必然的にファンの騒音が大きくなる。置き場所によっては家族や近隣住民の迷惑にもなりかねないので、稼働前によく考えておこう。

 

次回はccMinerを使った具体的なMonacoin採掘の手順について解説します。

↓↓10/21:書きました!次回の記事はこちら↓↓

www.flying-gadget.com

 

それでは、今日も読んで下さりありがとうございました。Good day!